ExcelのIF関数には様々な使い方があるんです。
IF関数は知っていても使う場面がわからない人多いんじゃないでしょうか?
こういうものをうまく使いこなすには、多少の閃きが必要です。
まず、IF関数の使い方について
IF関数は『条件』を設定し、条件に一致する時は何と表示する、条件に一致しない時は何を表示する。と条件次第で処理を分けられる関数です。
詳細な使い方は以下の通りです。
SUM関数やCOUNT関数と組み合わせて、優良購買客や熱心なセミナー参加者を抽出する
例えば、あなたの会社はインタネット通販をしている会社で、顧客アカウントごとに月ごとの購買数がExcel形式でダウンロード出来たとしましょう。
その中から、リピーターに新商品のご案内を送りたいとします。
まず、想定される表は以下のような形式です。
A列はシステム上の管理コード、B列は顧客名、C列以降に月別の購買数が入っているとします。
SUM関数で合計購買回数を計算
SUM関数を使えば、合計購買回数が計算できます。
O列にSUM関数を使って表示しています。
SUM関数の詳しい使い方については、こちらの記事を参照
【Excel時短仕事術】SUM関数で電卓要らず
【Excel時短仕事術】SUM関数で電卓要らず
COUNT関数で購買月数を計算
さらにCOUNT関数を使えば、購買月数が計算できます。
P列にCOUNT関数を使って表示しています。
IF関数でお得意様に「対象者」表示を行う
そして、ここでは1年間で6か月以上購買月があるお客様を優良顧客として抽出します。
フィルターで絞り込んでも良いのですが、全ての顧客を展開した状態で見分けられるようにしてみましょう。
これで特定の条件に一致するところだけに「対象者」を入れることが出来ました。