Excelを使っていて、端数の処理がめんどくさいなって思ったことないですか?
特に消費税が変更になった時、新しい税率に合わせてすべての商品価格を再計算することになり、単純に現在の価格に10%かけると475.2円など小数点がついてしまったりして、困ったり
Excelの小数点表示には注意が必要
例えば、『0.66666666』という数字が入力されていた場合、セルのスペースが足りないと、勝手に丸められた値が表示される場合があります。
また、Excelには小数点以下の表示桁数を変更するボタンがあり、セルのスペースとは関係なく表示桁数が丸められている場合があります。
表示はそれで良くても、そのセルを元に計算を行うと、値としては端数残っているため、端数が『こんにちは』します。
実際の値と表示されている値は異なるということを覚えておきましょう。
表示だけじゃなく、値そのものを丸めるにはROUND関数,ROUNDUP関数,ROUNDDOWN関数を使います
端数を四捨五入するにはROUND関数
ROUND関数は指定した値を『四捨五入』出来ます。
端数を切り上げるにはROUNDUP関数
ROUNDUP関数は指定した値を『切り上げ』出来ます。
端数を切り捨てるにはROUNDDOWN関数
ROUNDDOWN関数は指定した値を『切り捨て』出来ます。
実際に『123.456789』にそれぞれROUND関数,ROUNDUP関数,ROUNDDOWN関数を丸める桁数を変えたときにどのような値が取得できるのか、やってみました。
書類づくりなど面倒な作業は可能な限りExcelで自動化しましょう。
じゃあな!