再就職の時、自身が利用できる媒体を知っておこう
再就職の時、自身が利用できる媒体を知っておこう

仕事をやめて、しばらく実家でゆっくり過ごそう!
でも、いずれは働かなければいけません。
再就職する際、あなたが利用できる物はハローワークだけではないんです。

会社はいろんな方法で社員を確保しようと試行錯誤しています。
どんな求人媒体があって、どのような特徴があるのか知っておけば、あなたの引き出しが広がります。

※ 職業安定法の中で、求職者から手数料・紹介料を取ることは禁止されています。もし仕事を紹介する対価として料金を請求されたらそれは詐欺である可能性が高いです。

ハローワーク

みんな知ってるハローワーク(公共職業安定所)ですね。
ハローワークは国が設置している行政機関で、私も再就職の際、利用しました。
履歴書の書き方や面接練習にも対応してくれて、応募の相談や求人企業への質問なども行ってくれる。結構便利。
新卒・卒業後3年以内の第二新卒を対象とした新卒応援ハローワークというものもある。

ハローワークの求人傾向ですが、大手企業や上場企業の求人はほとんどありません。
地元の中小企業の求人がほとんどです。

これにはいくつか理由があって

  1. ハローワークは無料で求人掲載が出来る
    企業側が無料で求人掲載が出来る媒体というのは、実はかなり限られており、人事に割ける予算が限られている中小企業は、まず最初にハローワークに求人を出します。
  2. ハローワークからの応募は門前払いできない
    企業はハローワークから応募があれば、求人定員に達しているなどの理由がない限り、門前払いはできません。そのため人気が集まりやすい大手は応募者が殺到するため、求人を掲載することは稀です。

また、ハローワークは職業訓練校の窓口にもなっているため、手に職をつけたい場合もハローワークにいくことをオススメします。

※ 行政機関であるハローワークに求人が掲載されているからと言って、優良企業であるということはありません。ハローワークは求人掲載依頼があれば、基本的には断れないため、掲載されている求人の中には違法な会社も存在します。

母校の就職課

学校によっては第二新卒の方にも求人情報を公開し、卒業後でも卒業生が仕事にありつけるようにサポートしてくれる学校もあります。

求人サイト

有名なマイナビやリクナビなどがあります。
たくさんの求人がありますが、良い求人が少なめです。

求人誌

タウンワークなどの求人誌は、ネットの隆盛に押されて衰退傾向ですが、いまだにあります。
バイト・パート求人が多いですが、正社員求人もあります。
意外と好条件の求人が掲載されている場合もありますが、2週間程度で次の号に代わってしまうため、見つけたらすぐ応募する必要があります。
間に担当者やエージェントを挟まないため、全て自分で動く必要があります。

派遣会社

派遣会社に派遣登録して、紹介予定派遣で正社員を狙う方法もあります。
紹介予定派遣は、派遣として半年ほど働いて、最後に社員になるかどうか決めることが出来ます。
半年間、派遣社員として働くことが出来るので、職場の雰囲気や人間関係など、求人の文面や映像からは感じることの出来ない物を見て、就職するか決めることが出来るので、人間関係などで困って退職した人に向いていると思います。

人材紹介

最後に人材紹介です。
こちらはあなたに担当が1名付き、求人情報を紹介してきたり、履歴書を添削してくれたり、面接練習をしてくれ、あなたの再就職を無料で手厚くサポートしてくれます。
なぜ無料でこんなことをしてくれるかというと、人材紹介はあなたを就職させると、紹介先の会社からあなたの年収の30~35%の紹介報酬をもらえます。
あなたが年収300万円で再就職したら、人材紹介は90万円を紹介先の会社からもらうわけです。
このような性質上、人材紹介は年収の高い求人をたくさん持っています。
年収アップを目的に転職している方はこちらの方が良いかもしれません。
ただし、採用する会社側はあなた1名を採用するために80~150万円程度は払うわけですから、採用の目は必然的に厳しくなります。
幹部採用で人材紹介に求人を出している会社が多いので、第二新卒では難しいとことがあるかもしれません。
自分に自信があるなら挑戦してみても良いかもしれませんね。

使える物は全部使えば良いと思うけどな!
じゃあな!

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