世の中には、『ゾンビ企業』っていう物が存在しています。
そもそもゾンビっていうのは、動く死体のことです。
では、ゾンビ企業ってなんでしょうか?
ゾンビ企業とは
ゾンビ企業というのは、事業を継続していくのに必要な売り上げを上げることが出来ず、政府の補助金や銀行からの借り入れなどでかろうじて稼働している企業のことを指します。
自分で活動しているわけではなく、外部からの力を受けて、かろうじて存続しているという、まさにゾンビです。
私がよく思うのは、政府の助成金政策などってほとんど有効に働いていないんだろうなってことです。
補助金・助成金が発表されると、このようなゾンビ企業がわらわらと群がってきて、ゾンビを生きながらえさせるんだろうなって思います。
そして、そもそもこういった政府の支援や金融機関の支援を前提に動いている経営者が一定数いるというのも、また事実なんです。
最初から他人の支援を念頭に置いて動いているんです。
そういう会社にお勤めの方は大変苦労が多いと思います。
日本の中小企業の7割は赤字という現実
ちょっと古い情報ではありますが、日本の中小企業の7割は赤字決算していると言われています。
この数字にはカラクリがあると私は思っていて、赤字でも良い会社っていうのが存在しています。
中小企業にはオーナー1人だけの会社も含まれます。
元々別の収入源(メインの収入)があって、生活はそちらで成り立っているが、別事業で一人オーナー企業を立ち上げて、売り上げはほとんどないけど、買った物を経費として精算して、会社は赤字決算する人が居ます。
そうすれば会社は赤字だが、家計は赤字にならないという図式になります。
元々1人会社なので従業員への給与支払いもないわけですから、赤字でも良いんです。
こういう人たちを数字に含めてしまっているので、赤字企業が7割なんて状態になるんだと思います。