みんなお金持ちになりたいですよね。
でも、みんなが願っても、そうはなれないのがお金持ちですよね。
しかし、目標設定は大切です。
私は思うんですけど、お金持ちにもいろいろなパターンがありますよね?
『お金持ち』って少し曖昧ではないでしょうか?
お金持ちってなんですか?
唐突ですけど、お金持ちってなんですか?
私はお金持ちにはいくつかの形があると思います。
- 現金や預金をたくさん持っている人
一般的なお金持ちのイメージってこれですよね。 - 資産をたくさん持っている人
すぐに使えるお金や財布の中のお金ではなく、土地や不動産、株券等のお金に換金できる資産をたくさん持っている人です。
これもれっきとしたお金持ちです。
この「資産」という物をしっかりを覚えておいてください。 - 不労所得がある人
所持金の額ではなく、時間に拘束されることなく、生活出来るだけのお金が手元に入ってくる人です。
お金の豊かさではなく、時間の豊かさを得ている人ですね。
私はこれもお金持ちの形だと思います。というのも、貧乏の逆がお金持ちだとすれば、『働かなくても生活に困らない』=『お金持ち』と逆説的に考えることが出来ませんか?
あなたの目指すお金持ちは『今お金持ちの人』か『ずっとお金持ちの人』か
お金持ちには、今この一瞬「お金をたくさん持ってますよ~」という人と、ずっとお金持ちであり続ける人が居ます。
『今お金持ちの人』というのは、以下のような人を含みます。
- 宝くじに当たった
- 親から多額の遺産を相続した
- FXで1000万円儲かった
- 詐欺師
上記の人に共通するのは、収入が定期的に得られる手段ではないということです。
運や法律に違反するような手段によって、一時的にお金持ちになっても、その状態を維持できない人ということです。
話は変わりますが、私はボーナスで海外ブランドのコートを買ったことがあります。
ちょっとした贅沢をしたいと思ったときに、維持費のかかる物は嫌だと思って、衣類にしたんです。
しかし、そのコートでさえ年に一回クリーニングで2万円ほどの維持費がかかることに買ってから気づきました。
生活水準を少しでも上げると、おのずとその生活を維持するためのお金も増えます。
上記の『今お金持ちの人』は生活水準を上げてしまうと、やがてその生活を維持できなくなる日が来てしまうということです。
では、次に『ずっとお金持ちの人』になるには以下の3つが大事だと思います。
- お金が入ってくる手段を持っていること
- 入ってくるお金が定期的であること
- 収入が支出を上回っていること
これ当たり前ですけど、この当たり前が大切なんです。
上記2つはサラリーマンであれば、概ね達成できるでしょう。
採用試験にさえ受かれば、お金持ちになる条件の3分の2が達成できるので、みんな就職しようとするわけですよね。
でも、3つ目の条件はどうでしょうか?一般的には貯金出来るだけの給与をもらっているわけですから、達成しているとは言えます。
ただし、この収入が支出をどれほど上回っているかでお金持ち度合いが変わってきますよね。
3つ目の条件について、以下で詳細をお話しします。
資本主義の資本家階級
日本は明治維新以降、民衆が自由な職業に就くことができるようになり、そこから日本の資本主義が始まったと言われています。
政府機関が物の流通や仕事を管理する社会主義とは対称的に、資本主義では自由な経済活動が行えることをメリットとしていますが、財産を企業や個人が所有するという点から競争が発生し、経済格差がどんどん開いていく傾向にあります。
よくメディアで「経済格差が広がっている」と言われますが、そういう仕組みの世の中なので、格差が広がるのは当たり前だと思います。
資本主義には、資本家と労働者の2つの立場があり、資本家が労働者から搾取しているとよく言われます。
これは先ほどの財産を所有している人が、財産を所有していない人を日銭で使っているとも言えます。
この日銭が10万だろうと、20万だろうと、50万だろうと、100万だろうと、労働者は労働者なんです。
いくらもらって、タワーマンションに住んで、高級車に乗っていても、労働者は「自分の時間を削って、労働の対価として資本家から賃金をもらい、その賃金を浪費して終わっている」わけです。
対して資産家はお金を使って、労働者を働かせて、支出以上の収入を得て、その差額で生活しています。
『お金がお金を呼んでくる仕組み』が整っているわけですね。
あなたがお金持ちになろうと思ったら、この『お金がお金を呼ぶ仕組み』を作り上げる必要があります。
格差社会の上位にいこうと思えば、この仕組みが必要になります。
ネットワークビジネス(MLM)や情報商材の謳い文句は「最初はお金かかるけど、やり方を覚えたら誰でもちゃんと稼げるようになる」です。
実際そうかもしれませんが、そこに至るまでに多くの人が挫折したり、資金が枯渇したりして、途中でやめてしまいます。
しかも、これらの商品を展開している業者は、あたかもあなたとビジネスパートナーとして一緒に頑張ろう!みたいな姿勢を見せつつ、本当の顧客はあなた自身であり、あなたが稼げようが稼げまいが、商材を購入してくれた時点で売上になって、営業活動は終わってるんです。
その後も一緒に居てくれるのは、次の商品が待っているからです。
彼らは仲間だから一緒に頑張ってくれるのではなく、顧客だから一緒に居てくれるだけなので、勘違いしてこういう世界に入らないようにしましょう。
普通の人が自力でお金持ちになるには
では、普通の労働者はどうすればいいのか?どうすればお金がお金を呼ぶ仕組みが整うのか?
私がオススメするのは給与所得から余剰資金を『浪費』に使うのではなく、自らの事業の『立ち上げ資金』に使うであったり、『不動産所得』を得るために物件の購入費用に充てたり、『投資』に回して運用益を得ることに使うのが良いと思います。
給与所得は『もらって、使う』ではダメなんです。
次の収入を得る仕組み作りに使っていきましょう。
所得の特性をしっかりと学んで、所得形態を変えていく必要があります。