就職活動の際、業界調査はちゃんと行いましょう。
販売元が作っているとは限らない!
例えば「製造業」の場合、あなたが最近の自動車の自動運転技術をすごいと思って、自動車メーカーに面接を受けに行ったとします。
しかし、その自動車メーカーは企画を考えて、製造や技術開発は下請けに任せている。という状況があるわけです。
そういう状況だった場合、自動車メーカーだけに応募していても採用担当は「それうちの会社ではやってない・・・」という気持ちになりますし、もし熱意を買われて採用されても、希望する仕事はその会社にはないわけです。
同じくテレビ業界もテレビ局と番組制作会社というのがあり、「あの旅番組のような番組制作にかかわりたい!」と思った場合、テレビ局を目指すのではなく、番組制作会社を目指した方が良いです。
ゲーム会社もパブリッシャーとデベロッパーというのがあり、有名なゲーム会社は大体パブリッシャー(販売元)で、そこでゲームを作っているわけではないのです。
「サービス業」の場合でもアミューズメント施設やホテルで働きたい!と思っても、現場で働いているスタッフは別の会社から出向で来ているスタッフの方かもしれません。
世の中、一人で何でもしようとするとパンクしてしまうように、会社も専門性を高めて低コスト化を行うために分業制になっていることが多いんですね。
自分が何になりたいのか、将来像をしっかり描こう!
自分はお客さんに関わりのか、商品に関わりたいのか
自分は商品を企画したいのか、製造したいのか
自分は商品を使いたいのか、売りたいのか
関わりたいことはあれど、どういうことを仕事にしていきたいのかしっかりと定めて、その商品にどういう会社がどの工程で関わっているのかをしっかりと調べましょう。
じゃあな!