取引先で打ち合わせ、出されたお茶は飲んで良い?
取引先で打ち合わせ、出されたお茶は飲んで良い?

営業職はもちろん、他の仕事でも取引先に出向くことはありますよね?
取引先で打ち合わせをしていると、自然と出てくるお茶やコーヒー
打ち合わせで話をしていると喉が渇くだろうという配慮から出してくれるのですが、ネット上では「飲み干す派」と「飲んではいけない派」が定期的に争いを起こしています。
あなたは「飲み干しますか?」「少し残しますか?」「手を付けませんか?」

飲み干す派の意見

「せっかく出したのに残したら失礼でしょ」
「せっかく出したお茶が全く手を付けられず、そのお茶を下げる人の気持ちを考えろ」
等の意見があります。

確かに飲み干す理由はたくさん浮かびます。

  • もてなしとして、せっかく出してくれた物を無視するのは失礼じゃないか?
  • 飲まないで帰ると、せっかく出したものを下げて捨てるしかなくなる
  • 出した人が、全く手を付けてないお茶を回収する時の気持ちを考えてみよう
  • でも、やっぱりしゃべると喉が乾く

少し残す派の意見

中国の方では、来客を大量の料理でおもてなしして、客は少し残すのがマナーらしいですね。
「たくさんの料理でおもてなししていただいて、もう食べきれない」という表現だそうです。

日本ではそういう風習はないですが、少し残す派の人は実際にお茶出しをしたことがある人の意見のようです。
例えば「お茶を全部飲み干すと、茶葉の残りが話している間に、湯呑の底で固まって後片付けがひと手間増える」等
確かに茶葉ってコップや湯呑の底の方に固まりますよね。

パターン3.手を付けない

手を付けない人の意見としては「先方に『どうぞ』と勧められてからでなければ手を付けてはいけない」ということではないでしょうか?
それが巡り巡って、「出されたお茶に手を付けてはいけない」に転じてしまったのではないでしょうか。

リンク:訪問先で出されたお茶は飲まない? ツイッター上で激論、正解は…
https://withnews.jp/article/f0150603002qq000000000000000G0010201qq000012061A

結局飲んで良いの?

飲んで良いんです。
しかし、飲んで良いタイミングというものがあります。
打ち合わせ中に喉が渇いたからといって、突然会話を止めてごくごく飲み始めたら失笑モノです。
しっかりと節度を持ってお茶をいただきましょう。

お茶をいただく時のマナー

でも、以下のことには気を付けましょう。(絶対じゃない場合もあります。)

  1. 取引先の担当者と話してる途中でも、お茶を出していただいたら、お礼を言う。
  2. 出されてから、すぐに飲むのはやめておきましょう。
    (話をしている最中だと思うので、話をさえぎってお茶を飲み始めるのはちょっとどうかと思います。)
  3. 相手によっては「お茶どうぞ飲んでくださいね」と言って下さる。
  4. 話が一段落付いたときに、「お茶ありがとうございます。頂きますね。」と断りを入れてから飲みましょう。

失礼と思われる可能性のある行為

  1. 出されたお茶に全く手を付けない
  2. 一口だけ飲んで残す

まとめ

このように、社会に出るといろんな人が居て、思いもよらぬことで注意されることがあります。
でも、ビジネスマナーの中には、形骸化してしまった物、そもそも意味の分からない物もあります。
今の社会人も意味は分からず、【ただ、ルールだから】で従っている人も居ます。

私も最初の1~2年はよくわからないことで怒られて苦労しました。
人間性を否定されるような怒られ方をして、へこんだこともありました。

今となっては、なんで自分があんなにもへこんでたのかわかりません。
社会人1年目ってわからないことだらけで、ちょっとしたことで追い込まれがちになります。
今は信じられないかもしれないけど、1年後には笑い話になるから、負けんなよ!
じゃあな!

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